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水やり不要、お手入れ不要、誰にでも愛でて頂けます

生の植物では部屋の中で飾ろうと思うとなかなか制約がおおきく自由にお好きな場所に飾ることは難しいです。
インテリアに植物を取り入れたいけど、枯らせてしまったらどうしよう。。。なんて心配も必要ありません。
置く場所を選ばず、日当たりの心配や水やりの手間がかからない陶器で作られた植物が陶植です。
また、フェイクグリーンのように色褪せたりする心配もございません。

 

細部へのこだわり

本物のディティールを再現しつつデフォルメも加えながらインテリアオブジェとして映えるように工夫しながら制作しており、植物をそのまま模倣するのではなく素材である土や釉薬の性質を生かしたアート性の高い仕上がりにしています。
そのため本物の植物にはない色や形も魅力のひとつと捉えてインテリアと調和し空間の質感を高めてよりオブジェとしての価値を表現しています。

 

 

愛おしいフォルム

陶植のモチーフとなっているのは多くがサボテンです。特にアストロフィツム(Astrophytum)のサボテンは、棘がなくコロンとした愛おしいフォルム。サボテン好きではなくとも「かわいい」「かっこいい」と心惹かれる作品です。
ぷっくりとした幹がなんとも言えず魅力的な塊根植物パキポディウム(Pachypodium)をモチーフとした陶植グラキリス。こちらは特に愛好家の方の心をくすぐる存在感のある作品です。
それぞれの植物の愛おしいフォルムを大切に一つ一つ丁寧に陶植は作られています。

 

 

一輪挿し

頭上にあるアレオーレ(丸いボッチ)は取り外し可能なタイプがあります。そこから花を挿していただくことができるようになっています。生花を飾る場合には、鉢の中に試験官を埋めてお水の管理をすることができます。
サボテンも条件が揃うと美しい花を咲かせますがその花が開花するのはほとんどが数日限り。陶植ではお好きな花をいつでも、いつまでも咲かせてあげることができます。そんな贅沢も楽しみの一つです。
ドライフラワーであれば試験管を使用せずにほとんど管理がいらずに飾ることができるのでこちらもオススメです。
 
※アレオーレとは刺座とも呼ばれ、刺の付け根にあるものです。刺がなくてもアレオーレがあればサボテン、なければ多肉植物と分類されています。

 

 

制作

特に型を使用せず粘土の塊から一つ一つ手仕事で陶植が生まれていきます。
植物の特徴や表情を細やかな指使いで表現して制作しています。そのため同じ種類の陶植でも同じものは存在しません。実際の植物と同じようにそれぞれ微妙な個体差が生まれる様も表現できたらと感じています。

 

色々な種類の粘土をミックスして使用し、配合率などで色や質感を出しています。
例えばグレーの色は白い粘土と黒い粘土を調合しており、粘土そのものの色を使って制作しています。また、対比するようにアレオーレの部分には釉薬を使用し強い光沢にしたりと細かな部分まで意識的に細工して制作しています。
こちらもまた一個ずつ筆塗りを施しています。

楽しみ方

そのまま置くこともできますし、鉢に入れて砂に埋めることもできます。
単体で飾っていただいても、組み合わせて飾っていただいても、本物の植物と一緒に飾っていただいてもイイ表情を見せてくれます。
薄いプレートのようなものに砂を盛って置いたり、お持ちの容器や器なんかも鉢代わりに早変わりできるため、飾り方のバリエーションは豊富です。自分好みの空間に合った飾り方も楽しめます。
また、飾る生花やドライフラワーで表情も全く変わるためお花選びも楽しくなります。